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『ケガの予防策(プレケア)&応急処置(アフターケア)』
バックナンバー

最近は季節を問わずスポーツやアウトドア、インドアで体を動かす機会が増えてきました。
そこで、今回の特集は「ケガの予防策(プレケア)と応急処置(アフターケア)」について、専門家に伺った対処法と、すりキズ、切りキズなどに大活躍の「ばんそうこう」にまつわる基礎知識を、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマーカンパニーさんにお聞きしました。
「ケガをしないための、親子でできるプレケア」
バランスの良い食事を
アスリートは競技・種目によって必要な筋肉や求められる体力(持久力・耐久力・瞬発力等)が異なります。そのためトップアスリートには、管理栄養士が各々に適切なメニューを用意する程、体づくりにとって食事は重要な要素です。一般の方の場合、そこまでの努力は必要ないですが、バランスの良い食事を心がけることは大切です。運動会や山登りなどのイベントが決まっていれば、目標に向かってメニューを工夫してみることも楽しみの1つです。イベント1ヵ月前からの家族でのチャレンジはお父さんのメタボ対策、お母さんのダイエット、お子さんにとっては好き嫌いが無くなるなど、健康な体づくりの良い機会になるでしょう。何を食べるかも非常に大切ですが、朝食からしっかりとバランスよく食べることが大切です。

ストレッチ
スポーツイベントでは、腰痛や肉離れやアキレス腱断裂など普段の運動不足やケアの不足から起こるアクシデントが多く見られます。とくに、習慣的な運動をしていない方は体がすでに固くなっていることが多いです。筋の硬化は筋や腱のトラブルにつながります。月単位で時間をかけて、事前に腰背部やもも裏(ハムストリング)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)を柔軟化しておくとよいでしょう。
ストレッチイメージ
ストレッチイメージストレッチはとくに腱の障害に有効といわれています。運動当日にも、もも裏・ふくらはぎのストレッチを集中的に行ってください。
すでに体が固い人は、ストレッチバンドなどを使用すると楽に体が柔らかくなります。
体力づくり
筋腱部のケガの予防には、柔軟性と同時に筋力も必要です。といっても普段運動されない方がいきなり高重量のウエイトトレーニングをすることは危険です。最近ではスロートレーニングといって低負荷のトレーニングでも筋の収縮時間(力を入れている時間)を長くすることで筋内の血流が制限されて、筋を肥大・強化しやすくなるということもわかってきました。イベントの直前ではなく、計画的・段階的な強化を考えたいものです。

反射機能の鍛え方
行楽やイベント参加の際に、思わぬ転倒や衝突などで怪我をしてしまうこともあります。とくに子どものバランスや反射神経が低下してきているとの報告もあります。
運動不足の大人はなおさらかもしれません。素早くとっさの行動を取れるようにするには、普段から良い姿勢を心がけることが大切です。良い姿勢はどの方向に力を受けても倒れにくい安定性と、いざというときに動き出しやすさを兼ね備えた姿勢です。そのためには体幹や股関節の力が大切です。普段から片脚スクワットの時の姿勢や足部の体重が乗っているポイントを意識してみることが大切です。「片脚スクワット」や「サイドブリッジ」は体幹や股関節のトレーニングに効果的です。

睡眠
寝不足の状態だと集中力を欠きますし、思ったように体が動かずケガをしやくすなります。イベント等の前日には十分な睡眠をとることを心がけましょう。
ポイント
松田直樹トレーナー
国立スポーツ科学センター
スポーツ医学研究部
専任研究員(理学療法士)
松田直樹トレーナー
松田直樹トレーナーからのアドバイス
イベントの後につきものなのが「筋肉痛」です。最近の研究では入浴の仕方で筋肉痛の程度を減らせることがわかってきました。筋肉痛が起こりやすいイベントの2〜3日前に少し温度が高めのお湯に15分程度入浴することで熱ショックプロテインという、筋の疲労回復に役立つタンパク質が出るといわれています。
さらに、炭酸ガス入浴はこの熱ショックプロテインがさらに出やすくなるといわれています。炭酸泉を導入している健康ランドも増えています。入浴剤や家庭用炭酸泉がプレケア・アフターケアにも役に立ちます。
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「これだけは覚えておきたい!お子さんのケガの応急処置」
靴ずれ
靴ずれイメージ靴ずれは、行楽やスポーツの秋に意外と多い皮膚トラブルです。新しい靴に替えたり、たくさん歩いたり、靴下が濡れたまま歩いたときなどに靴ずれができた経験があるでしょう。靴が足の動きにフィットしないと、足の皮膚に圧迫や摩擦が繰り返されて水ぶくれができます。子どもの足がすぐに大きくなる、と思っても、大きめの靴を買ってしまっても小さすぎる靴も同様に靴ずれになりやすいのです。大人もイベントに履く靴は、履きなれたものが一番です。靴下がずれたり、濡れたままというのも靴ずれになりやすいので、予備の靴下を準備しましょう。

靴ずれは、ごく初期は痛みと皮膚の赤みだけです。この段階で、ばんそうこうで保護をすると軽症ですみます。すでに水ぶくれになっていたら、小さく穴を開けて中の液を押し出して、きれいに水で洗って、水ぶくれの上部の皮膚を残します。その上から、ハイドロコロイド素材のばんそうこうを貼れば、痛みがじきにとれて楽になります。水ぶくれの上部の皮膚がなくなってしまったら、きれいに水で洗って(このとき痛いので、ちょっとがまん!)からハイドロコロイドのばんそうこうで覆うと、痛みがおさまります。靴ずれの原因になった靴はもちろんのこと、靴下も履き替えると、子どもがほっとするだけでなく、痛みもすぐにとれます。

靴ずれ対策のアイデアとして、新しい靴は、履きなれた靴が古くならないうちに、履き始めるとよいでしょう。新しい靴が足になじむまでは、何日かに1回履くのが楽です。もし、少しでも痛いところがあれば、そこにばんそうこうをあらかじめ貼っておくと靴ずれ予防になります。

すりキズ
子どもイメージ子どもの遊びにケガはつきもの。転んですりキズを作ることも、それが治る経過を知るのも、大事な人生経験です。転べば痛く、キズを見ればびっくりするし、子どもさんは十分反省しているので、叱らないでください。そんなとき、しっかりキズを治してくれるお父さん、お母さんでいてください。子どものすりキズの手当ては、まず、水道水でしっかりキズを洗うこと。これは痛いのですが、一番大事です。キズ口に、土や砂、ほこりなどが残っていると細菌がつきやすくなります。きれいに洗ったら、清潔なガーゼで3分くらいおさえてから、ハイドロコロイド素材のばんそうこうでキズを覆ってください。このような湿潤療法(モイストヒーリング)※は、キズが治って早く新しい皮膚ができるのを助けることができるのです。キズは早く治れば治るほど、キズあとが目立ちません。

すりキズは、面積が広いため滲み出す液体(滲出液)が多いので、キズをしっかり覆う大きさのばんそうこうを使うことをおすすめします。それでも、滲出液がばんそうこうからはみ出したときには、再度、キズ口を流水できれいに洗ってから、新しいばんそうこうに貼り替えてください。

突然のすりキズにも、落ち着いて、このような手当ができると、痛みがすぐにとれてお子さんから「やっぱり、うちのママが世界一」なんて思われるかもしれませんね。そのためには、バッグのポーチに口紅とコンパクトとハイドロコロイドばんそうこうを入れておいてくださいね。
湿潤療法(モイストヒーリング)は、「キズ口を清潔にし、そこから出る体液(滲出液)を保つことで痛みが少なく、キズは早くキレイに治る」という考え方を元にしており、体液(滲出液)の働きを最大限に活用する治療法です。


切りキズ
すりキズは、キズの面積が広いけどキズが深くない場合が多いのですが、切りキズは面積は狭いけれどキズが深い場合もあります。そのため、出血が多いこともあるので、まずは、しっかりキズ口にガーゼを当てて、圧迫して血を止めましょう。キズ口を抑えたら、10分間程度は手を離さないでいるとほとんどの出血は止まります。それでも出血が止まらない場合、キズの原因となった刃物が錆びていたり、腐った木だったり、こなごなに割れたガラスだった場合などは、医療機関を受診してください。

ナイフや包丁、ハサミなど家庭用品、学用品で切った小さいキズの場合には、水道水でキズをきれいに洗ってから、切りキズの両側の皮膚を寄せてばんそうこうで固定するだけで十分です。皮膚が一部失われていて、キズが寄せられない場合には、すりキズと同じような湿潤療法(モイストヒーリング)が有効です。

刺しキズ
刺しキズは、切りキズより面積が狭くてキズが深いことが多いので、キズの部分を十分に洗浄できません。水道水で洗うことはさしつかえありませんが、湿潤療法(モイストヒーリング)には適しません。翌日も痛みが強い場合には、医療機関を受診してください。錆びたもの、腐った木などで刺した場合には注意が必要です。

虫刺され
戸外での行楽、スポーツなどでは虫刺されも多いトラブルです。虫刺されは、刺されたところを水道水で少し絞るようにして洗うこと、適切な塗り薬(持っていれば)を塗ること、冷やすことが大事です。掻き過ぎて出血することもありますが、湿潤療法(モイストヒーリング)には適しません。

打撲・捻挫
打撲や捻挫などの疑いで軽症の場合には、RICEという応急処置が基本です。これは、手当の順序を頭文字で表しています。安静(REST)→冷却(ICING)→圧迫(COMPRESSION)→挙上(RISE)の順序です。痛いところを動かさない、氷で冷やす、軽く圧迫する、痛いところを高く保つ、といった注意のもと、適切な医療機関を受診してください。

ポイント
上田由紀子先生
国立スポーツ科学センター
医学研究部皮膚科(兼任)・
ニュー上田クリニック院長
上田由紀子先生
上田由紀子先生からのアドバイス
行楽やスポーツ、イベントのときには、親子でうきうきして楽しいですね。どうぞ、その楽しい気持ちを大切にしてください。まずは、せっかく楽しい日なのですから、叱らないでください。ちょっと失敗してケガしても、ママの「大丈夫よ」の一言で、一日を楽しく終えましょう。頼れるママでいるためには、キズの処置の方法を覚えておいてください。そして、ポーチに機能的なばんそうこうを数種類入れといてください。御自分の靴ずれにも使えます。子どものお友達が転んだときにも、薬品ではないので、プレゼントできます。子育てをしていると、想定外のできごとによく出会います。バッグの中のポーチに、ばんそうこうが入っていて子どもに褒められたこと、ありませんか?
ばんそうこう豆知識
ばんそうこうの貼り方のコツをご紹介!
ばんそうこうの貼り方のコツイメージ
「バンドエイド」®キズパワーパッド™の疑問にお答えします。
(1)「バンドエイド」®キズパワーパッド™がキズ口にうまくつかないのですが、どうすればしっかり貼れるの?
キズやキズ口の周りへの違和感をやわらげ粘着力を高めるために、貼る前に「バンドエイド」® キズパワーパッド™を約1分間、手で温めてください。キズ口に本品をあてたときに、自分の手で軽く押さえながら再度約1分間温めてください。こうすることで、本品と皮膚をより確実に密着させることができ、剥がれにくくなります。
(2)「バンドエイド」®キズパワーパッド™内に溜まった液体が漏れてきてしまいました・・・
体液(滲出液)が漏れてきた場合にはそのままにせず、新しいものに貼り替えましょう。
(3)「バンドエイド」®キズパワーパッド™の貼り替えのタイミングは?
貼り替えの目安は2〜3日に一度です。添付中はキズ口のまわりが赤くなっていないか、熱や腫れなどの異常がないかを確認してください。また体液が漏れてきた時や、汚れたり、剥がれてきた場合には新しいものに貼り替えが必要です。なお、貼り替えの際には、キズ口を軽く洗うことが大切です。
(4)貼り替えの際、なかなかうまく剥がれません。剥がすコツは?
「バンドエイド」®キズパワーパッド™を剥がすときには、端を軽く横に何度か引っ張り、ゆっくり剥がします。剥がれにくい場合には、無理やり剥がさず、温水を皮膚と「バンドエイド」®キズパワーパッド™の隙間に流し込むようにすると取れやすくなります。
(3)消毒剤を使ってしまったんだけど、「バンドエイド」®キズパワーパッド™は使えない?
消毒剤の中には、刺激が強く、キズが治る上で必要な細胞組織を破壊し、治りを遅らせてしまうものもあります。したがって、「バンドエイド」®キズパワーパッド™の使用にあたっては、消毒液・ヨードチンキなどの消毒剤を使用するかわりに、水道水で異物やバイ菌を十分に洗い流してください。消毒液・ヨードチンキなどの消毒剤を使用した場合は、水道水で洗い流してから貼ってください。

スポーツやアウトドアなど、外で活動することが多くなる季節に向け、「バンドエイド」®で最適なキズケアを!
◇モイストヒーリングができるタイプのばんそうこう
キズパワーパッドTM子どもには元気に遊んで欲しいし、万が一ケガをした場合には子どもにキズあとを残したくない!そんな時に活躍するのがモイストヒーリングができる、「バンドエイド」®キズパワーパッド™治癒促進用です。
キズを治す力がある体液を保持することでキズが治るための最適な環境を維持し、キズあとが残る原因であるかさぶたを作らないで治す、家庭向けキズケア製品です。
また、自然治癒力を高めるので、キズを早く治し、痛みを和らげるという点もモイストヒーリングの特長です。
※使用できないキズもありますので、使用上の注意をよく読みお使いください。


◇キズができた場所に応じて使いわけができるばんそうこう
バンドエイド(R)外で活動することが多くなるこれからの季節には、指先、ひじ、うで、ひざ・・・いろいろなところにキズを作ってしまいがち。部位やキズの大きさに合わせて、「バンドエイド」®肌色タイプはさまざまなサイズをご用意しています。
また、さまざまな豊富なサイズはお子さんをはじめ、お母さん、お父さんも、家族みんなで使えます。
しなやかで通気性の良い目立たない肌色のテープで、お肌にやさしい低アレルギー性粘着材を使用しています。

◇スポーツやアウトドア・アクティビティなど、ハードな環境で信頼性を発揮するばんそうこう
タフガードTM「バンドエイド」®タフガード™布タイプは、水に強い耐久性の強い厚地の布製テープで、衝撃・摩擦からキズを守る布製タイプのばんそうこうです。
激しく汗をかくスポーツやアウトドア・アクティビティといった、ハードな環境で高い信頼性を発揮します。そんなシーンで特におすすめなのはワイドサイズ。通常のサイズよりも若干大きめに設計されているので、キズを優しくしっかり保護します。
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「バンドエイド」®とは
バンドエイド(R)ロゴ1959年に日本で発売以来、50年以上製品とともに、ママの愛情あふれる「手当てのぬくもり」をサポートしてきました。
「バンドエイド」®は今後も、子どもを思う気持ちや親子の関係性を深く理解し、高い技術力、品質、医学知識に基づいて、本当に必要なものを提供していきます。 「バンドエイド」®に関する情報は、http://www.band-aid.jp/をご覧ください。
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