Home > News & Events > 女優西山繭子初の短編小説集『色鉛筆専門店』
父である小説家伊集院静氏の才能を受け継ぐ、女優西山繭子初の短編小説集の発売を記念して、3名様にプレゼント!
株式会社アクセス・パブリッシングは2007年7月6日(金)、TVドラマ・映画・CMなどで活躍中の女優・西山繭子の初の小説集『色鉛筆専門店』を刊行いたしました。本書は、著者西山繭子が女優活動の傍ら弊社アクセス・パブリッシングの月刊文芸誌「生本(NAMABON)」(リニューアルされ2007年6月1日より月刊誌「Colo」(※ページ下部参照))に2005年6月から2006年8月にかけて15回にわたって読み切り短編の形で連載したストーリーをまとめたものです。 一話ごとにひとつのテーマカラーを設定し、その色を出発点にしてささやかな挫折や失意、あるいは希望を抱いて生きる登場人物たちそれぞれの“幸福”を希求する姿をみずみずしい筆致で描き出しています。 シングルマザーの子として生まれることになる胎児が、これからの人生で待ち受けているであろう困難を予感しつつもその先に光に満ちた未来を築いていこうと決意するシーンは、文章家として歩み始めた筆者・西山繭子の現在と重なり合うものがあります。そして、その表現力の高さは、実父である小説家・伊集院静氏ゆずりと言えるかもしれません。
本書抜粋
物心ついた時には、みどりの家族は母とみどりだけだった。それが、今ではみどりにとって当たり前のことだが、初めて父親がいないことに違和感を覚えたのは、みどりが幼稚園の時のことだった。帰りがけに先生がみんなに封筒を配りながら、こう言った。 「ちゃんとお父さんに渡してね」 誰に渡せばいいのかわからない封筒。中身を見るのが少しだけ怖かった。…… (第1話「緑色のグローブ」より)
僕は外の世界に出るのが、ひどく心配になってきた。こんなおっちょこちょいの母ちゃんと二人で僕はやっていけるだろうか。いや、こんな母ちゃんだからこそ、僕は男として母ちゃんを守っていかなきゃいけない。そして、いつか話ができるようになったら、今日のことを二人で笑いながら話すんだ。それまで、僕はこの透明の海でもう少し遊んでいるよ。外の世界は何が待っているかわからないけど、この透明な海よりも素晴らしい世界だったら良いな。いや、二人で素晴らしい世界を築いていこう。
(第15話「透明の海」より)
月刊誌「Colo」は、「生本(NAMABON)」における大半の執筆者を継承しながら、音楽・芸能・文化の各ジャンルより新たな執筆者を加えています。企画ページを新設し、毎月タイムリーな人物による書下ろしを掲載する予定です。「笑いながら今を見つけるマガジン」をコンセプトに、喜怒哀楽をしっかりと読者に伝える作品と企画で構成しています。携帯サイト「Coloγ」は「EZweb」公式サイトであり、電子文庫としていつでも携帯端末から月刊誌「Colo」のコンテンツを閲覧することが可能です。PCサイト「Coloβ」では、月刊誌「Colo」との連携を図りながら独自の企画を展開し、新連載、アーティストのブログなど多数のコンテンツを揃えています。
さらに、総合メディア「Colo」は作家投稿サイト「投稿天国」を提供し、「小説・エッセイ」「Colo外伝」「写真・イラスト」の3分野より自由な表現コンテンツを募集します。読者は「EZweb」公式サイト「Coloγ」およびPCサイト「Coloβ」より投稿することが可能で、投稿された作品はPCサイト「Coloβ」にて発表されるとともに、人気のある作品は月刊誌「Colo」に掲載されます。読者に新たな発表の場を提供し、現代の登竜門としての役割を担うことを目指しています。 株式会社アクセス・パブリッシング
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-64 神保町協和ビル7F TEL:03-5259-3675 FAX:03-5259-3532 | |||||||
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株式会社アクセス・パブリッシングは2007年7月6日(金)、TVドラマ・映画・CMなどで活躍中の女優・西山繭子の初の小説集『色鉛筆専門店』を刊行いたしました。
1978年1月21日、東京都生まれ。




